2021-03-22 ずれた階段 助け詩 汚い言葉を吐きすてて その船に乗ってしまうのは楽だ それも乗る人が増えたら 増えた分だけ楽しいつもりになって 増幅する 人の思いが どんどん見えないくらいに大きくなって 自分を苦しめていることに 今は気付かない 私たちは 天才でもなんでもない にんげんだった どこで にんげん同士ずれたんだろう 分かり合えないことになっちゃったんだろう 人を非難することで 自分を肯定する そんな苦しい生き方を選ぶ にんげんの生き方を ひどく嫌う 私たちは流されない 今 立ち上がるとき