2021-05-01 通過 助け詩 キミのみらいのすきまから 今日を覗いてみる ボクはぽつねんと佇んでいて 空を見上げていた いつか見た景色を 今日も追いかけている 砂漠の中のオアシスが 見えてはかすみ 砂嵐のように 画面がブラックアウトする 何の日の誰だかも分からないまま 知らない人の出来事みたいに 当たり前をくり返す それさえ愛おしいのだ ボクらはいつも帰っていく あの日の景色の中に そのための今を ずっと探しているのさ 小鳥が鳴き 何か思い出したように空を見て 忘れていた何かを思い出す そんな時を待っているんだ