てのひらの言の葉

文月の下に生まれた、わたしの詩(うた)ブログです。

外とボク

イメージの交換がしやすくなった

 

するっと入り込む夢の中

ボクの脳に入り込む宇宙の水

 

生きている感覚と

一つ壁があって

ボクの皮ふがある

 

外の声が包まれていて

深く聞こえない

 

ぼんやりするボクのあたまは

今にも別の次元に飛んでいくよう

 

知らない言語を聞いているような感覚で

外の世界を見てみる

 

どうだろう

外とボクがどう繋がっていたのか忘れそうだ

 

あの紺色の波のあいだに

のみこまれたい

包まれてしまえば楽になりそうだ

 

そんなことを考えている