てのひらの言の葉

文月の下に生まれた、わたしの詩(うた)ブログです。

黒い光

黒い光が ずっとひっかかっている

のどの奥深く 何かの裏っかわに

光は 闇のように 黒く私を照らしている

 

でも 嫌じゃないんだ

別に ただ 何に

黒い光の何に私は魅かれているのか

気になってるだけで

特に問題があるわけじゃあないんだ

 

その中で落ち着いてしまっている私がいる

 

何もない闇の穴に

落ちて 軽くなる私がいる

 

声なんて聞こえなくていい

ただただ そこに在ってほしい

私を受け入れてくれる

私を私だと包んでくれる存在が

 

目の裏っかわに住んでいる

天使が笑っているよ

 

あなたはどれだけトンチンカンなの?

すべてはそこに在るというのに